金の買取方法にはいくつかの種類がある
金の買取方法はひとつだけではありません。都市部などに多くの店舗をもつ買取チェーンであれば店舗買取が一般的ですが、それ以外の方法もあります。おなじみの店頭買取は、本人が金を店頭に持ち込みの上、店頭カウンターにて査定し・買取を行う方法です。これに対して出張買取は、店舗側のスタッフのほうが自宅などに出向いて金の査定を行い、その場で査定額に納得ができれば買取となります。最後に宅配買取とよばれる方法もあり、こちらは本人が買い取ってもらいたい金を宅配便で店舗に送付し、受け取った店舗が査定の上で結果をメールなどで報告し、納得が得られれば買取となる方法です。いずれの方法も本人確認や査定を経て、買取をしてもらいたい本人と店舗との合意ができれば、はじめて金の買取が成立するものですが、そのプロセスは大きく異なっています。特に査定の対象となる金の引き渡しをどのようにするのかが、方法を選ぶ上での分かれ目といえます。
場面によって適する買取方法は異なる
このように金の買取方法はいくつかありますが、それぞれメリットが異なりますので、状況に応じて選ぶのがよいでしょう。たとえばスタンダードな店頭買取であれば、すでに身近な場所に目当てを店舗が存在していて、持ち込みが容易にできる場合に適しています。また金の買取がその場で成立するため、できるだけ早く換金したい場合にも特にすぐれた方法といえます。出張買取は対象物が大量にあったり、あるいは防犯上の観点からわざわざ店舗まで持ち込むのが難しい場合に適した方法であり、こちらもすぐに換金が可能な点は店頭の場合と同様です。宅配買取は近くに店舗がない場合や、対面でのやり取りが苦手な場合には適した方法です。ただし宅配買取は他の方法とは異なり、対象物の送付の手間がかかる上に、換金までに時間を要することも考慮する必要があります。店舗にもよりますが、これらの方法のいずれであっても選択が可能としているケースが多いようです。
まとめ
金の買取方法には、店舗買取・出張買取・宅配買取の3つの方法があり、通常は本人がいずれの方法であっても選択することが可能です。店舗買取は本人が直接店舗への持ち込み、出張買取はスタッフが自宅まで出張して査定といった方法ですが、どちらの場合もその場で換金できる大きなメリットがあります。出張買取は近くに店舗がない場合などに、宅配便を使って査定依頼ができる方法ですが、換金までにはやや時間がかかります。それぞれのメリットに応じてふさわしい方法を選ぶのがよいでしょう。